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児童養護施設 白河学園

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R3-11 感染症対策と恒例行事
  
 今現在(R3.11月)新型コロナウィルス感染症は全国的に感染者数が減ってきており、学校行事にも来賓として招待されたり、仕事面でも会議や研修会などすべてがリモートではなく参集型で開催されるものも徐々に増えてきています。しかし、「必ず第6波は来る。」と断言している専門家もいます。また、昨年はコロナ対策でのマスク着用や手洗い・うがい・手指消毒・3密を避ける行動の徹底などで季節性インフルエンザの感染者は激減しましたが、「今年は大きな流行を起こす可能性がある。」と日本感染症学会では予測しているようです。引き続き感染症対策の徹底を図り、必要な対応をとりながら子どもたちの安全を守っていきたいと思います。
 
   さて、冒頭で述べた通り全国的に新型コロナウィルスの感染者数は減ってきていますが、昨年に引き続き今年も白河学園祭は中止とさせていただきました。子どもたちも保護者の皆様方におかれましても残念に思った方は大勢いるとは思いますが、そのような判断をさせていただきました。その代替行事として白河学園お楽しみ会を子どもたちと職員だけで開催しました。換気や手指消毒をしながら短時間での会でしたが、子どもたちも職員もみんな満面の笑みを浮かべながら楽しいひと時を過ごしました。
 
 ダンスの発表では練習の成果が見事に表れていました。子どもたちも日々忙しい中で時間の合間を縫って一生懸命に練習してきたことが一目瞭然でした。子どもたちが考えたクイズやなぞなぞではみんなが真剣に考え、正解するとガッツポーズが出たりと盛り上がりました。ここで問題です。「タンスなどを売っているお姫様は誰でしょうか?」これは子どもが考えた問題です。「上手な問題だなぁー、いい問題だなぁー。」と感心しました。その他にもじゃんけん列車だったり、イントロクイズも盛り上がりました。イントロクイズではその歌を歌って初めて正解とみなされるので、「子どもたちは手を挙げないかな?」と思っていましたが、みんな積極的に挙手をして歌も楽しそうに歌っていたのがとても印象的でした。ちなみに私も正解してしまい、「ハウンドドックのff(フォルテシモ)」を歌うハメになりました。雰囲気もとても和やかで笑顔の絶えない楽しい会でした。まだまだ不安な日も続くと思いますが、だからこそみんなで協力しながら安全に楽しく過ごせるように努めていきたいと思います。
 
   令和3年9月30日をもって緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置は全都道府県で解除されました。それに伴い白河学園でも行動制限の緩和(一時帰省や面会外出の許可)をしています。しかし再度感染が拡大してきたり、政府や県独自の対策が講じられた際には、行動を制限せざるを得ません。そうならないことを祈っております。
園長 鈴木 栄一 
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