児童養護施設 白河学園
まなざし(Daiary)
新年度を迎えて
現在、白河学園には39名の子どもたちが元気に過ごしています。幼児は2名でそれぞれ年長と年中へと進級いたします。優しさも確実に育っており、職員に対しても優しい言葉や笑顔を向けてくれています。
小学生は19名です。白河学園から小学校までは片道40分程度かかります。みんなへこたれずに登下校している姿にいつも感心しています。夏場などは暑さで顔を真っ赤にしながらも元気よく帰ってきます。子どもたちの、「ただいまー!」のあいさつに、「おかえりー!」と嬉しい気持ちで答えています。
中学生は8名です。その中で新中学1年生になるのは3名です。中学生になると教科ごとに教諭が変わったり、定期テストがあったり、部活動では楽しいことや辛いことも経験することになると思います。いろいろな経験をして大人になるための準備をしっかりしてもらいたいと思っています。
高校生は8名です。高校受験を乗り越え新1年生になるのは4名です。4名とも第1志望校に合格という大変すばらしい頑張りを見せてくれました。職員共々、合格発表の日まで不安な日々を過ごしていましたが、全員合格の知らせにとても安堵したのを覚えています。その後それぞれに園長室に来てくれ合格のあいさつをしてくれました。素直に喜んでいたり、照れ隠しをしていたり、少しそっけなくしている子どもなど様々でしたが、みんなからはとても喜んでいる様子がくみ取れました。これからも子どもたちが喜んだり自信に繋がるように関わっていきたいと思っています。
最後に高校を卒業した子どもですが2名おります。それぞれに就職を希望し2名とも無事に合格しました。1名は地元に帰り一人暮らしをしながら働きます。環境も大きく変わるので不安もあるとは思いますが、頑張って欲しいと思っています。もう1名は白河学園から職場に通うことになりました。当面は白河学園から通い、自立を目指すことになっています。両名とも困ったことがあればすぐに白河学園に連絡・相談をするようにと話してあります。
今までにも何人もの子どもたちが白河学園を巣立ち、これからも巣立っていきます。白河学園を巣立った子どもたちには遠慮なく頼ってもらい、いつでも相談しやすく、そして、「白河学園でよかった。」と思ってもらえるような施設を目指していきたいと思っています。
園長 鈴木 栄一
☆Special thanks☆〜
基本理念

家庭での子育てが出来なくなったときに、保護者に代わって養育する施設です。
(1)福祉サービスの理念
児童福祉法の理念に則り、子ども達が安心安全な環境のもと心身とも
(2)支援方針
・いぶきグループ ・双葉1グループ ・双葉2グループ
■地域小規模児童養護施設
・みのりホーム ・すみれホーム ・さくらホーム
(5)職員体制
・園長
・副園長
・地域小規模児童養護施設統括(主任保育士)
・事務主任
・処遇職員(保育士・児童指導員)
・心理職
・家庭支援専門相談員
・里親支援専門相談員
・栄養士
・看護師
・食品検査員
・嘱託医
お問い合わせ
名称
| 児童養護施設白河学園
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所在地
| 〒961-0984
福島県白河市和尚壇山2-9
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電話番号
| 0248-23-3059
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FAX番号
| 0248-23-3993
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施設外観

沿革
同年5月25日から児童の入所を開始、昭和27年5月17日から社会福祉法人に変更となりました。
現在は定員42名。本体施設では小規模グループケアを3つ、地域児童養護施設3ケ所で支援をおこなっております。
交通アクセス
新白河駅から 徒歩 約10分
白河インターから 約5分
白河中央スマートインターから 約10分