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児童養護施設 白河学園

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R4-8 1泊2日のサマーキャンプ
  

 2022年7月31日から8月1日にかけて、国立那須甲子青少年自然の家の那須ロッジを貸し切り1泊2日のサマーキャンプをしてきました。このキャンプは3年ぶりのことで、子どもたちも数日前からとても楽しみにしている様子が伺えました。初日の予定は午後にロッジに入り宿泊準備を済ませてから夕食づくりとなっています。子どもたちもワクワク感を隠し切れずに寝る場所をどこにするのか、たくさんあるシュラフの中でどのシュラフにするのか、今後の予定はどうなっているのかなどを気にしながら、ジャンプをしたり、走り回ったり、クネクネと妙な動きをしたり楽しみでしょうがないといった様子でした。白河学園の子どもたちは6つのグループに分かれて生活をしています。初日の夕食づくりは6つのグループがそれぞれにメニューを考え調理対決をしました。メニューは、夏野菜カレー・リンゴカレー・牛丼・ピザ・5色丼ぶり・鶏のから揚げです。前日から仕込みをしていたり、カレーに隠し味ではちみつを入れたり、ピザは備え付けの石窯で調理するなど、子どもたちと職員とが協力して調理しました。私は審査員だったので全種類食べました。お腹がいっぱいになっても本当にすべてがおいしく、全種類食べることができ適正なジャッジができました。結果は全グループ優勝です!

 翌日は那須甲子青少年自然の家の本館近くのパノラマコースハイキングを楽しみました。年長児が年少児と手をつないでくれ、急な段差のある所では職員のこともサポートしてくれる姿があり、その様なちょっとした優しさを嬉しく思うひと時がありました。昼食をはさんで午後からは川遊びをしました。年齢問わずに職員も含めみんな大はしゃぎです。時間の経過も早く子どもたちは、「もっと川で遊びたい。」と名残惜しそうにしていましたが、最後の締めは温泉です。身体も心も温まりアイスを食べて終了となりました。

 天候にも恵まれ楽しい2日間となりました。上記以外にも子どもたちと一緒に虫取りや星空観察、ボール遊びや鬼ごっこなどなど、内容も盛りだくさんでした。子どもたちも疲れたとは思いますが、「すごく楽しかった!」との感想が聞けて、「良かったなー。」としみじみと思いました。今後もいろいろな経験を通して子どもたちの優しさや人を思いやる気持ちがさらに伸びるように、そして楽しい思い出がたくさんできるように取り組んでいきたいと思います。

 

園長 鈴木 栄一

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