本文へ移動

児童養護施設 白河学園

バックナンバー

R4-11 児童福祉施設交流会に参加して
   
 令和4年10月15日(土)に国立那須甲子青少年自然の家にて児童福祉施設交流会を開催しました。例年児童福祉施設交歓球技大会と称して球技大会を実施してきたのですが、直近の3年間は台風とコロナの影響で中止となっていました。依然としてコロナ禍ではありましたが、各施設の行事委員の皆様で検討を重ね今年は球技大会ではなく交流会(オリエンテーリング大会)として4年ぶりに開催することになりました。各施設の都合もあり4施設の参加となり12チームが出場することになりました。
 この行事は輪番制となっており今年は白河学園が当番だったので、交流会当日の天候の心配をしたり、タイムスケジュール、食物アレルギーも含めた安全管理面に気を配りながら準備をしました。雨天時には代替案も準備していましたが、当日の天候は快晴で少し色づきはじめた那須連峰と真っ青な空とのコントラストがとても綺麗で私の心を癒してくれました。そして大会がスタートしました。
 私も子どもたちとチームを組み一緒に山の中を歩きました。しばらく歩いていると同じチームの小学生が、「園長先生、大丈夫ですか?」と気遣ってくれたり、「ここ滑るから気を付けてください。」と優しい言葉をかけてくれ、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。子どもたちのとても素直に成長している姿を目の当たりにして自然と笑顔になりました。
 どの施設の子どもたちも意気揚々と歩いており、チームのみんなで地図を見たりコンパスを使って場所を確認しながら真剣にそして楽しそうに参加していました。無事に全チームがゴールをして表彰式になりました。喜んでいるチームや悔しがっているチームなど様々でしたが、オリエンテーリング中や表彰式を待っている間など各施設の子どもたちが挨拶を交わしたりお話をしたり一緒に遊んでいたりと交流が図れました。参加した子どもたちからは、「楽しかった。」や「またやりたい。」などの声がたくさん聞けました。これからも子どもたちの心に楽しい思い出が積み重なっていくように努めていきたいと思います。
 最後に今回お世話になりました国立那須甲子青少年自然の家のスタッフの方々や各施設の職員の皆様、参加してくれた子どもたち、そして白河学園の職員、すべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
ちなみに私たちのチームは12チーム中11位でした。
園長 鈴木 栄一
TOPへ戻る